千葉県の速報で佐倉市の床上浸水は300棟

千葉県災害対策本部の資料では、2026年9月22日14時時点で県内の床上浸水は341棟、床下浸水は86棟で、床上浸水のうち300棟が佐倉市と記載されています。国土交通省の速報でも、佐倉市を流れる高崎川で浸水が確認され、国道296号の路面冠水による通行止めが報告されました。

住家被害の数字は暫定値です。佐倉市は台風25号の専用ページで、相談窓口、道路の通行止め、被災者支援、衛生・生活関連情報、臼井地区の下水道使用抑制などを案内しています。現地の状況は市の最新発表を優先してください。

片付け・消毒の前に写真を残す

安全が確認できたら、泥や家財を片付ける前に撮影します。建物の四方向、玄関・各部屋の全景、壁に残った浸水の跡、床、建具、給湯器・エアコン室外機などの設備、家電・家具を撮ります。浸水の高さはメジャーを当てて写すと後から説明しやすくなります。

処分する家財も、品名や型番と汚損が分かる写真を先に残します。停電・漏電のおそれがある場所、床が傷んでいる場所、下水があふれた場所へは無理に入らず、消毒や電気設備の点検は市や専門事業者の案内に従ってください。

  • 建物の外観を四方向から
  • 室内は全景と近景を分けて
  • 浸水の高さはメジャーを当てて
  • 処分する家財は品名・型番も

罹災証明書と被災証明書を分けて確認する

8月千葉豪雨のとき、佐倉市は住家の被害程度を証明する罹災証明書を、市役所1号館2階の窓口、郵送、オンライン(ぴったりサービス)で受け付け、原則郵送で発行していました。外構、門扉、車両、家財など住家以外の被害は被災証明書の対象で、窓口と郵送で受け付けていました。

台風25号分の受付開始日、申請方法、現地調査の有無は、9月23日時点で市の罹災証明書のページに掲載されていません。申請を急ぐ前に、佐倉市の台風25号のページか危機管理課(043-484-6131)で最新の案内を確認してください。

火災保険は水災補償と支払い条件を確認する

台風や大雨による住宅の浸水は、火災保険の水災補償を付けている場合に対象となることがあります。日本損害保険協会は、損害額が一定割合以上に達するものや床上浸水による損害を補償の対象とする商品があると案内しています。支払い条件は契約ごとに異なるため、建物・家財それぞれの補償、免責金額、必要書類を加入先へ確認します。

保険会社への事故連絡と罹災証明書の申請は別の手続きです。罹災証明書の発行を待たずに加入先へ連絡し、修理や処分の前に必要な確認を聞いてください。支払い可否と金額は保険会社が契約内容と損害状況にもとづいて判断します。

申請サポートを使うかは契約条件で判断する

自分で保険会社へ連絡して手続きできる場合も多くあります。書類づくりや建物調査に不安があり、火災保険申請サポートを検討する場合は、成功報酬の割合、対象外となる条件、解約時の費用、修理契約が必須かどうかを契約前に確認します。

訪問や電話で「保険金で無料修理できる」と勧められても、その場で契約しないでください。困ったときは消費生活センター(188)へ相談できます。

参考情報

補償内容や手続きは契約により異なります。最終確認は加入中の保険会社・代理店へ行ってください。