10月2日8時の第16報で確認した台風25号関連の状況
第16報は台風25号・26号と前線の被害を扱う速報です。台風25号関連では、県管理14河川で浸水を確認(10月2日5時時点)、千葉県の土砂災害218件(10月1日20時時点)が記載されています。資料の公表時刻と各項目の集計時刻は異なり、確認件数の変化だけで新たな災害発生と判断しません。
道路は10月2日5時時点で、国道127号の鋸南町金谷に被災による通行止めが残り、県内の都道府県道等は52区間と記載されています。これは安全な経路を保証する情報ではなく、出発前に道路管理者の最新規制を確認します。下記の9月22日・23日の数値は過去の速報です。
第16報の土砂災害による人家被害と、下記の千葉県資料の住家被害は集計対象が異なります。件数を合算せず、現在の罹災証明・支援受付は被害場所の市町村へ、保険請求は加入先へ確認してください。
過去の速報:9月23日9時の第7報
国土交通省の第7報では、9月23日6時時点で千葉県管理の5河川で浸水が確認され、千葉県内の土砂災害は48件と報告されています。台風は22日21時に温帯低気圧に変わり、千葉県でも発表されていたレベル4土砂災害危険警報は当該報の時点では発表中の市町村がありません。
道路は、直轄国道の被災による通行止めが国道127号の2区間(君津市北子安の上り線、鋸南町金谷)、千葉県管理の道路が78区間(うち路面冠水33区間、法面崩落35区間)です。水道は県内7市2町で断水が発生し、市原市では停電による浄水場の停止で948戸の断水が続いています(9月23日7時時点)。
過去の住家速報:9月22日14時時点の床上浸水
千葉県災害対策本部の9月22日14時時点の資料では、県内の住家被害(暫定値)は全壊19棟、半壊4棟、一部破損25棟、床上浸水341棟、床下浸水86棟です。床上浸水のうち300棟が佐倉市で、ほかに松戸市7棟、富里市6棟、千葉市5棟などが記載されています。
住宅が浸水した場合は、片付けの前に写真を残し、市町村の罹災証明書の案内と火災保険の水災補償を別々に確認します。佐倉市の確認手順は佐倉市の浸水被害の記事にまとめています。
9月22日9時時点の千葉県の被害状況
国土交通省の第6報によると、台風25号は9月21日に大型で強い勢力で伊豆諸島や関東甲信地方へ接近しました。19日から21日までの総雨量は千葉県の一部で450ミリを超え、21日の24時間降水量が観測史上1位や9月の1位を更新した所があります。
9月22日7時時点で、千葉県では土砂災害17件、住家の全壊1戸・半壊1戸・一部損壊2戸が報告されています。小糸川、高崎川、鹿島川で浸水が確認され、千葉市、君津市、南房総市では約750戸の断水が続いています。いずれも速報値で、今後変わる可能性があります。
過去の道路速報:9月22日。現在の規制と区別する
9月22日の第6報では、袖ケ浦市長浦の国道16号が冠水による被災車両、佐倉市の国道296号が路面冠水を理由とする通行止めとして掲載されています。千葉県道等も16区間で通行止めとなり、うち14区間は路面冠水です。国道16号でも村田町と長浦では状況が異なるため、路線名だけでなく市区町村名と発表時刻を確認してください。
関東全体では千葉県以外にも土砂災害、道路冠水、鉄道の施設被害が報告されています。「関東 水害」で広域情報を探す場合も、最終的には滞在地・移動先の自治体、防災ポータル、道路・河川管理者の情報へ絞って判断します。
安全確保と公式情報の確認を先に行う
避難情報が出ている場所、冠水した道路、河川、崖の近くへ被害確認のために向かわないでください。気象庁の台風情報・キキクル、千葉県防災ポータル、市町村の避難情報、道路管理者の通行規制を確認します。
道路の水が引いて見えても、路面損傷、側溝やマンホールのずれ、倒木、土砂、点検作業で危険が残る場合があります。通行止めの解除は現場ではなく公式発表で確認し、規制箇所を避ける経路を選びます。
住宅・店舗は片付け前に写真を残す
安全が確認できたら、建物の四方向、室内全景、浸水の高さが分かる跡、屋根・外壁・窓、設備、家財、商品・在庫を撮影します。処分する物も、品名や型番と被害箇所が分かる写真を残します。
発生日時、被害を見つけた時刻、雨・風の状況、停電や断水、応急処置、購入した資材の領収書をまとめます。屋根、高所、漏電の可能性がある場所へは入らず、危険な作業は専門事業者へ相談してください。
証明書と保険確認は別々に進める
住家の被害は被害場所の市町村で罹災証明書、店舗・事務所・倉庫・車両等は被災証明書などの対象になる場合があります。受付開始日、必要写真、現地調査、オンライン申請の有無は自治体ごとに異なります。
証明書の申請と保険会社への事故連絡は別の手続きです。加入先へ早めに連絡し、火災保険の風災・水災、建物・家財、店舗設備・在庫、免責金額、修理前に必要な確認を聞きます。車の浸水は車両保険を分けて確認し、浸水車は再始動しません。
参考情報
補償内容や手続きは契約により異なります。最終確認は加入中の保険会社・代理店へ行ってください。



